コンデジによる天体写真のRegiStax処理


コンパクトデジカメ(コンデジ)で天体写真を撮ってますが、webcamで有名なRegiStaxをコンパクトデジカメで撮影した写真にも使ってみました。使っているデジカメ(FinePix F401)では連写機能で4枚の連続写真が撮影できます。たった4枚ですが、連写で撮った画像でも効果がでるのでしょうか?そこで、月面を連写で撮った4枚の写真からRegiStaxで重ね合わせ、その中の1枚と比較してみました。撮影した時はシーイングも悪く、撮影条件としては悪い状態でした。

RegiStaxでの処理の有無の比較

  

左が連写した4枚の画像の中から選んだ処理前の1枚の写真です。シーイングも悪く、透明度もいまいちで、像のコントラストが悪い事がわかりますね。右は4枚の写真をRegiStaxで重ね合わせ、処理した後の画像です。1枚の物にくらべると、コントラストも向上し、シャープになっている事が判ります。たった4枚のスタックですが、かなりの効果が得られる事が判りました。これでシーイング、透明度が良い時であったら、よりシャープな画像が得られると思われます。Webcamでの数百枚の画像のスタックでは素晴らしい効果をあげているRegiStaxですが、たった4枚のコンデジの写真でも使えそうです。


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